「オリンピアン巡回指導事業(鹿児島県)柔道教室」を鹿屋中央公園武道館、国立大隅青少年自然の家にて実施、小・中・高校生240名が参加しました。 一日目は、開会式でオリンピアンの谷本歩実さんの紹介をし、講演会の開始となりました。

谷本さんは参加者に「自問自答すること」「目標と目的を持つこと」「オーラを出すこと」「感謝をすること」「夢を持つこと」という五か条を伝授。真剣な表情でメモをとる参加者が多数いました。谷本さんが二つの金メダルを見せると場内から歓声があがる一幕も。
また、参加者からの試合で緊張しない方法は？という質問に「自分がやってきた成果を出し切ろう、自分の柔道を見せようと考えることが大切」と答えていました。
また、夕方開催されたトークショーでは谷本さんと参加者が一緒にゲームに参加。
講演会とは違う形でオリンピアンに触れ合えたことで参加者も喜んでいました。

二日目は開会と同時に記念撮影。
その後、実技指導が開始されました。

始めに入念な準備運動。
日本代表合宿でもやっていたというサーキットトレーニングを参加者に指導。

続いて谷本さんの得意技である内股の説明。
足を入れる位置、引手をしっかり引くこと、釣り手の持ち方、投げに入る時の目線を正面にすることなどのポイントを的確に解説。参加者の中には短時間でかなり上達している人もいました。

最後に乱取り。
参加者同士が習ったことを活かしつつ、本気になって頑張る姿が印象的でした。

閉会式では、オリンピアンから「素直な気持ちを忘れずに夢に向かって頑張ってほしい。」というコメントがありました。