オリンピアン巡回指導事業 - 国立山口徳地少年自然の家
イベント概要
イベント名 |
オリンピアンふれあい交流事業(平成17年度オリンピアン巡回指導) 国立山口徳地少年自然の家 |
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日時 | 2005年11月26日(土)~27日(日) | 会場 | 山口市徳地体育館 |
【1日目】11月26日(土) 開会式 / 実技指導1 / 講演会 / サイン会・○×クイズ
すっきりした秋晴れが目に清々しい巡回指導の開催当日となった。バレーボールコートのラインも新しく貼り直し、ワックス掛けで床もピッカピカになっていた。綺麗に整備された体育館は実に気持ちがいい。これなら参加者のみならず、指導者、オリンピアンも喜んでくれることであろう。この日のために完璧な準備をしていただいた山口市徳地体育館の管理課の皆さんに感謝申し上げます。
開会式
体育館の中央に集合し、開会式が執り行われた。始めに、主催者を代表して、日本オリンピアンズ協会森田淳悟理事より挨拶、続いて、国立山口徳地少年自然の家・池本龍二所長より歓迎の言葉を戴いた。
引き続き、講師であるミュンヘン、モントリオールオリンピックの2大会に出場された西本哲雄氏とソウルオリンピックに出場された米山一朋氏の2名のオリンピアンが紹介された。
実技指導の前に、国立山口徳地少年自然の家・中村哲也専門職員より諸注意があり、その後、第1回目の実技指導を実施した。
- OAJ森田理事による開会挨拶
- 開会式での子供たち
実技指導1
オリンピアンの挨拶後、実技指導に入った。準備体操の大切さを念頭に入れ、時間をかけた柔軟体操を行うと共に、基本フォームの重要性について説明された。
参加者は、緊張の中にも楽しそうな笑みがこぼれ、チーム仲間と基本的な姿勢を意識しながら、オーバーハンドパス、アンダーハンドパス、コンビネーションレシーブなどの練習を実践した。
- 講師の話を聞く子供たち
- 柔軟体操を指導する米山講師
講演会
午後7時より、講堂において講演会が開催された。最初にJOC製作のオリンピックの感動シーンをまとめたオリンピックシンフォニー「一億人の歓喜」のビデオを視聴し、次に、「私とオリンピック」をテーマとしたパネルディスカッション形式での講演会が行われた。
オリンピックに出場して楽しかったこと、辛かったこと、そして、思い出に残った一言等についての話を聞き、その後、参加者からの質問を受けるなど盛り沢山の内容であったこともあり、あっという間の1時間であった。参加者の中には、メモを熱心にとっている子どもたちも多く見られ、その真剣さが伝わってきた。
- 参加者の質問に答える西本・米山両氏
- 講演に聞き入る参加者たち
サイン会・○×クイズ
講演会終了後、参加者の強い要望もあり、講演会会場で急遽サイン会が執り行われた。オリンピアンのサインを貰った子どもたちは満面の笑みを浮かべていた。今後、この経験を大切にして、参加者の中から将来「サインをする側」になる選手が輩出されることを祈念した。
1日目の最後のイベントとして、講演会会場を参加者全員で片付け、○×クイズを行った。景品には、オリンピアンでもある森田理事と講師の西本・米山両氏のサイン入りバレーボールをはじめ、特製Tシャツ、携帯ストラップ及びOAJマーク入り文具などを準備した。
約150名の参加者は、(果たして何回正解すれば優勝できるのだろうか?)と不安げに顔を見合わせていたが、オリンピックに関する質問が10問、バレーボールに関連する質問が5問の合計15問で決着がついた。「次回の冬季オリンピック開催都市はどこか?」というような常識問題から、ついつい笑ってしまう問題まで様々であったが、優勝した参加者の笑顔は特に印象的だった。