1960年ローマオリンピックにて、日本の男子体操が初めて金メダルを獲得してから今年で50年の節目の年を迎えました。あの感動を思い起こし、これまでの50年を振り返るとともに、来年開催の「2011世界体操・東京大会」への思いや、日本体操界のこれからの50年を考える機会として、団体優勝メンバーの小野喬さん、相原信行さん、鶴見修治さん、三栗崇さんが発起人となり「祝う会」が開催されました。

会には1960年ローマオリンピック男子団体優勝メンバーはもちろんのこと、同大会4位入賞の女子選手や役員・審判員の方々が集まり、当時の思い出を振り返りました。
会は当時実況をされていた元ＮＨＫアナウンサーの土門正夫さん司会の元、始めにすでに他界された当時総監督の近藤天さん、キャプテンの竹本正男さん、遠藤幸雄さんに黙祷をささげました。続いて当時の貴重なＶＴＲの上映やメンバーによる当時の思い出を振り返ったトークなどが繰り広げられました。また、会場には財団法人日本体操協会二木英徳会長をはじめとした多くの体操関係者、同じくローマオリンピックに出場し銀メダルを獲得された、競泳の山中毅さん、ウェイトリフティングの三宅義信さん、東京オリンピック体操金メダリストの早田卓次さん、ロサンゼルスオリンピック金メダリスの森末信二さん、アテネオリンピック団体金メダリストの米田功さんと鹿島丈博さんらも駆けつけお祝いしました。